30s 木村拓哉 たけし CM TOYOYA ReBORN 石巻 (by aiueotanasinn07)
手先の器用さや観察力といった要素はものづくりの大前提。その素養を持つ人材を見つけるには、ペーパー試験よりもデッサンや模型飛行機の方が相応しい。それでも、最近は勝重の基準を満たす人材は減少の一途を辿っている。中途入社まで門戸を広げたが、思うように採用できない状況が続く。「1年に3人のペースで入れていきたいが・・・。この3年が特に厳しくなりました」と勝重はため息をつく。
新入社員に求めるのは、先輩社員の動作を見て覚えること。学歴がどれほど高くても、観察ができない人間はものづくりに向いていないと判断する。そして、実際に触らせる。ドリルやバイトなどの切削工具も使い方は教えるが、コツは教えない。材料も高価な材料を惜しげもなく与えている。
当然、うまく削れず、ドリルやバイトが破断することも少なくない。結果として、工具や材料は無駄になる。それでも、勝重は気にしない。先輩と自分の違いを観察し、うまくいくように自分の頭で考える。それが、無から有を生む基礎になる、と考えるためだ。「板前が腐ったマグロで刺身の練習をしても意味がないでしょう」と勝重は笑う。
遊びで使う刀を作った時のこと。木を鉋で削って刀を作ったが、どうしても日本刀の反りが出せない。いろいろ考えた勝重は野川の土手に生えていた低木に石をぶら下げた。石の重みで木がしならせるためだ。そして、ちょうどいい反りが出たところで木を切り、刀を仕上げた。絵を描くための墨がなかった時も、天文台で紙の燃えかすをもらって墨汁を作った。裏を返せば、自分の力で考え抜くという行動原理が見についたのは何もなかったため。モノがなければ考える――。人はそういう風にできている。
だが、現実を見れば、遊びの中で創意工夫を発揮する場面はめっきり減った。何かを作ろうと刃物に触っても、「危ないのでやめなさい」と大人は止める。「無からモノを作る原点は子供の時の遊び。そう考えると、今の子供はかわいそうだね。だって、遊びまで大人が取り上げているからね。子供ほどの天才はいないのに」と勝重が嘆くように、遊びを通して何かを作るという機会は失われつつある。
「メイドインジャパン、日本発の製品が今後も世界一であり続けるために、“ものづくり革新隊”の活動を通じて貢献していきたい」
(富士通 花田吉彦 執行役員常務)
Coby氏は「ITはチームで行うものだということを絶対に忘れてはいけない」と述べ、成功は必ずしもCIOに始まり、CIOに終わるというものではないと主張している。
例を挙げると、Coby氏はJohn Lewisに入社して以降に成し遂げてきた多くの素晴らしいものごとは、自身が着任する前から始まっていたのだと述懐している。今も昔もITは流動的なものである—そしてデジタル革命のスピードを考えた場合、CIOは嵐の海の中でチームを率いていかなければならないのである。
Coby氏は、「あらゆる人々のテクノロジ環境はより複雑なものへと変貌し続けていく」と述べたうえで、「ITを支援する人たちは、非常に複雑なシステムを相手にしなければならない。そして、今後もテクノロジの変化は淀みなく続いていくため、CIOの足下は巨大な氷山でできていると言ってもよいだろう。CIOの役割は、こういった変化に対応していくというものなのだ」と説明している。
スウェーデン福祉の中でも、高齢者介護を賞賛する記事や評判はよく見聞きしますが、現場に関わっている友人たちと話していると、事実と食い違うことが度々あります。たとえば、「北欧諸国には『寝たきり老人』がいない」というイメージがあるようですが、スウェーデンにもそのような高齢者はいると聞きます。よくよく考えてみると、年を取れば一日のうち長時間をベッドで過ごす人がいることは、不思議ではありません。しかし、スウェーデンの高齢者政策には、「出来る限り積極的な生活を営み、自らの自立性を維持することができる」という目標がありますので、そもそも日本で言うところの「寝たきり老人」という概念がないのは確かなようです。
「可燃物だけで傘をつくることの実現性よりも、大切に使うことをお勧めしたいですね。例えば、傘が壊れるとほとんど修理ができません。傘屋さんに頼んでも新商品を出されたり、『直せない』と言われたりする。規格が統一していないせいもありますが、弊社なら故障を直しますし、部品もあるので取り替えられます。道端に捨てられている傘を見るといたたまれなくなりますね。私たちは『傘が泣く』と言うのですが、拾って畳みたくなります」
いまの日本人の生活水準は世界一ですよ。例えば地デジテレビなんて、あんなに鮮明で大型のテレビ受像機を各家庭が持っているなんて、世界の中でもそんなにないと思う。だから次の時代の生活財は、世界の到達点の日本生活から生まれなくちゃいけないんだけど、どうも、オリジナルで新しい生活シーンと生活財を「創造」することが得意じゃないような気がする。「想像力」が足りないのかな。
メディアも書き方を考えた方がいい。これだけ自由になったはずなのに、逆に社会の不安定要素、流動的要素が高くなったので、みんなに過去にしがみつけというシグナルを出していることが多くないでしょうか。就職氷河期とか、大企業に入りにくいぞとか、やっぱり学歴が重要だぞとか。学生は不安になるので、「寄らば大樹の陰」となって、今、一番人気が公務員ですよね。
だけどこれだけ多様な世の中なんだから、それですべての学生が食っていけるわけがない。もっと面白いことがいっぱいある、世界に出ていって、和僑のようになって、日本のものを売る。日本のサービスを世界に売ることはとても大切であると。これを発しなければならない。